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蜘蛛牢
血を撒き逃げる八握脛。追うて巣穴を暴けば…―哀れ。順わぬ先住者の成れ果てであったと。


自己紹介


篝屋久悠

Author:篝屋久悠
白い蜘蛛は笈を背負って
森をひたすら散歩中。

雨が降ったり日が照ったり
伐採されたりしていても
興味は湧かないようだ。

「にしても、いつになれば
 此処から出られるんだ」

どうやら森全体が牢になって
彼を閉じ込めているらしい。



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